複利の力を利用して老後の不安を軽減させよう!

複利の力

あなたには老後の心配なんて全くありませんか?

少し前のぼくは、経済面でも健康面でも老後が不安で仕方ありませんでした。

しかし今のぼくは、老後の心配がいくらか軽減しています。

なぜか?

それは『複利の力』を利用し始めたからです。

今回はそんな老後の心配を軽減してくれる『複利の力』についてお伝えします。

複利の力を利用しないなんてもったいない!

そもそも『複利』とは?

『複利』とは、元金によって生じた利子を次の元金に組み入れるやり方で、元金だけでなく利子にも翌年の利子がつき、毎年の利子がどんどんと雪だるま式に増えていくことです。

100万円を年利3%で3年間複利運用した場合

上の図は100万円というお金を、年利3%で複利運用した場合の図です。

1年目は100万円という元金に3%の利息がつくので、利息が3万円で合計103万円となります。

しかし2年目には100万円ではなく、1年目の利息を含めた103万円に3%の利息がつきますので、利息が3万900円で合計106万900円という金額になり、3年目には利息が3万1,827円で合計109万2,727円という金額になります。

利息を毎年使ってしまった場合には、毎年3%の利息で3万円しか受け取れませんが、利息を含めた複利で運用しているため、3年目には1,827円も多く利息を受け取れるのです。

毎年10万円を積み立てしつつ、年利3%で30年間複利運用した場合

先ほどは元金100万円を用意して、それを年利3%で3年間複利運用しただけでしたが、今回は10万円という金額を毎年積み立てしつつ、それを年利3%で30年間複利運用した場合を計算してみます。

するとただ10万円を30年間積み立てした場合には300万円にしかならないのですが、これを年利3%で複利運用した場合には、475万7,500円という金額になります。

なんと175万7,500円も多い金額となるのです。

これが年利5%で複利運用できたとすれば、664万3,900円となり、ただ貯金をしただけ比べて2倍以上もの金額となるのです。

この計算式は以前紹介した6つの係数のうちの、『年金終価係数』を使うと簡単に答えを出せます。

6つの係数 資金計画で使える『6つの係数』の存在だけは知っておいて欲しい!すっごく便利なんですよ!

複利の力が活かされるのは経済面だけではない

『複利の力』というのは経済面だけではなく、習慣面でも活かされてきます。

例えば今のあなたがランニングで1kmしか走れなかったとします。

しかし毎日1km走ることを1ヶ月でも継続できたなら、きっと3km走ることもできるようになるでしょう。

3km走れるようになったら、それを今度は3ヶ月継続してみたら、きっと5km走ることもできるはずです。

腕立て伏せだって、最初は1回しかできないかもしれないけれど、1回だけでも1年継続したら10回はできるようになり、5年後には100回だってできちゃうかもしれません。

こうして少しずつ自分のできる範囲または上限を増やしていくことで、10年後には想像もできないぐらいたくさんのことをやれる人間になっているはずです。

これを健康につながることで活かした場合には、健康寿命を伸ばすことにつながり、老後の健康面でも不安が軽減がされます。

習慣面での複利については下記の本に詳しく書かれていますので、気になった方はチェックしてみて下さい。

まとめ

今回は老後の不安を少しでも軽減するために、今から『複利の力』を使っていきましょう!ということをお伝えさせていだきました。

何も今すぐに投資を始めなさい!と言っているわけではありません。

ただ今からやれることをやっておくことで、『複利の力』の恩恵を受けることができて、未来の自分に感謝されること間違いなしです!

もちろん経済面だけでなく健康面でも、『複利の力』の恩恵を受けられれば、未来の自分だけではなく、家族にまで感謝されるかもしれません。

『複利の力』を利用しつつ、これからも一緒にお金の勉強をしていきましょう!

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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